投稿作品 


不思議な体験 
ゆったりPCサークル・安西 紀子

その1 
20112月頃、娘がマンション買うと言ったので何気なく近所にお墓無い?って聞きました。 
何でそんなこと解るのってびっくりしてました。実は、前の晩に見たのです。友達と追浜方面へ行き 
帰りに友達がここを通ると近道だからと言ったのがお墓だったのです。友達はさっさと行ってしまい 
ましたが私は足が前に進まないところで目が覚めて・・・・暫くしてそのマンションを夫と見に行き 
ました。 
日当たりも良いし目の前が小学校で環境も抜群と思っていましたが、帰り道不動産の方が車で駅まで 
送ってくれると言うので乗って何気なく外の景色を見ていましたら、あらどこかでこのお墓見た事 
あるわぁ!!!! そう夢で見たお墓でした。 
その時は本当にびっくり!!それから10日位経ち家で縫い物していましたら突然、脈が乱れて胸が苦 
しく成ってきました。少し収まりましたので其のうち治るでしょうといつもの決まり文句でおりまし
たがーー又、同じような症状に成ってきたので夫に話して以前お世話に成った先生の所で診て頂きま 
したら、お墓ではなくて帰り道に通った称名寺が原因と言われて・・・マンションに近いのです。 
このままマンションを購入したらとんでもないことになると言われましたので、娘にキャンセルさせ 
ました。 
 
その後、年齢の事も考えて(不正脈の)検査に行きました。東日本大地震の日の午前中です。まさか 
その日に来るとは考えていませんでした。246分地震発生!知らなかったのです。 
 
只、眩暈がしたので少ない血を採られたからと思っていました。一週間後、検査の結果は異常無しで 
した。何だったのでしょうか? 
 
 
 
その2
去年4月、父親が98歳で他界しました。北海道札幌市の養生所を兼ねた施設に入っており父もたい 
そう気に入っていましたので、98歳迄生きながらえたのだと私は院長に感謝しています。 
亡くなる5日前に訪道し俄か看病したのが嬉しかったのでしょう大変喜んでいました。 
狭いベットで此処へ寝ろなんて言ってましたが2畳もない部屋で傍に寝ました。ビールの好きな父で 
帰る前の晩に酒盛りして好きな鳥の空揚げを食べ本当にしあわせそのものでした。私が行く前は、 
危篤状態だったのが妹達が横須賀から来ると告げたら元気に成ったと言うのです。 
帰る日弟夫婦が送ってくれ少し時間があるので義妹とランチし「おじいちゃん、まだ1,2年 
大丈夫ね」と言ってましたが、「4,5日持てば御の字よ」と言いました。嫁さんにしてみれば長生 
きされたら困ると思っているのが見え見えに思われました。分からないでもないですけどね。 
とんぼ返りで3日後、眠るように亡くなったとききました。その父が時々会いに来るのです。 
頭を撫でてくれたり風邪で40度近い高熱が出た時「父さん助けて」と熱に浮かされながら叫んでいた 
のです。5分位ウトウトしたのでしょうか?目が覚め汗、びっしょり?き完治しました去年の今頃で 
した。 
その父も、世の為 人の為に結構尽くしたようです。