鶴の恩返し!は昔話でありましたが、私の勝手な思いで「トンビ」と言わせてもらいます。 |
平成1.2年6月下旬頃、夕食の支度をしていました。変な唸り声のような声が聞こえていましたで |
の何だろうな?と様子見に行きました。1羽の子トンビが瀕死の状態で横たわっていたのです。 |
娘を呼んでバスタオルを巻いてダンボールに入れ、いつもの癖が出てこれでは死ぬかも知れない |
と水と鶏肉の端キレがありましのでトンビの目の前に置いて様子を見ることにしました。 |
唸り声は少し小さくなったので安堵し寝ました。 |
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翌朝、声もしなくなったので見に行きましたが居ないのです。ひょっとしたら母トンビが連れて |
いったのかしらと思い、近所の人に話しそのトンビならすぐそこの木に止まっていたと、そして |
怪我しているみたいだったと言うのです。じゃあ、娘と介抱したあのトンビだあと思いました。 |
それから2日経って夕食の支度をしていましたら、ぴぃ〜ひょろろ〜んとひと声啼いて去って行き |
ました。 私は、有難う!とお礼を言っているように聞こえました。 |
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その瀕死状態でいる時、ハエも飛んできましたので絶体絶命だと思い、マッサージしたりハエを |
おっぱっらたりしてあげたのです。ハエが飛んできたと言うのは以前、飼い猫が死にそうな時に |
体験ましたので分っていました。目線で思いやると言うことは、相手にとって信頼感が一瞬です |
が湧いたのかも知れません。例え猛禽類で見た目が怖いですが、優しさがあって私は、良い |
体験をさせて貰ったと感謝しています。 |
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トンビの葬式 |
県道沿いの酒屋のご主人から聞いた話です。 |
朝の日課でお店を開けて腰が抜けるほどの光景を目にしたというのです。トンビが1羽死んでいた |
そうで、まもなく大群のトンビが飛んで来て死んだトンビを悲しげに見守ってっていたとの事。 |
ご主人も気が付いたら死んだトンビがが居なくなっていたとか。道の真ん中でしたので車も止 |
まって渋滞に成ってしまったそうです。 |
弔いだったとか! 人間に限らずトンビ達も弔いの儀式があるのですね。 |